物件の売却を検討し始めたのであれば、どのタイミングで売るようにすればいいのかを見極めるようにしなくてはなりません。
売り時を間違えてしまうと、高く売れるものも売れなくなってしまいます。
大規模な修繕が必要になる直前や、賃料はまだ下落していないが、次の入居者が決まるまでの期間が長くなっている場合などが売り時とも言えるでしょう。
タイミングとして考えておきたい点は、物件の周辺で大きな人口減少(大学の移転等)が生じる場合です。
人口が減るということは、その物件の需要が下がってしまうことにつながりかねません。
需要の低そうな物件は売りにくくなってしまいますので、早めに売るようにしなくてはなりません。
物件を売る時には、リスクを考慮し、一歩先を考え先手を打つことが必要になります。
魅力のない物件は、誰も買ってくれなくなってしまいます。
少しでも魅力があるうちに手放すことが、損を少なくしてもうけを出すように売ることが出来るのです。
ですので、自分自身でも物件を客観的に見て考えるようにし、周辺で大きな動きがないかも気にしておくようにしなくてはなりません。