掘り出し物とは、相場よりも有利なものを指します。
ほかの物件と比較して立地や設備、間取りが劣っていないにもかかわらず、家賃がかなり安い物件があるのです。
探し方は簡単ではありませんが、いくつかコツがあります。
まず大手のHPでは探さないことが大事なことの一つです。
大手のHPに掘り出し物があっても、すぐに契約者が見つかる可能性があります。
また、不動産店に来させるためだけの釣り物件である可能性もあります。
ですから、管理している人が直接募集しているような物件を狙うのは良い方法です。
不動産屋で紹介してもらって格安のものがあったとしても、「残りもの物件」を紹介されている可能性があります。
安い理由が何かあって入居者が見つからないという状態であれば、残り物の可能性があるでしょう。
例えば、近隣に指定暴力団の関係施設があったりすれば、立地の割に安い物件になっていることもあります。
内覧の際にエントランスやポストをチェックするなど、物件全体をよく観察していくことが必要です。
残り物で、渋々家賃を下げているような物件でないかどうかは、契約をする前にきちんと確認しておく必要があるでしょう。