中古マンションを購入した時に、いざ入居してたら購入前となんだか違う、と感じる場合があります。
下見では事前に掃除をして何もない状態を見たので、引越して荷物を運んでみたら雰囲気が違う、というだけのこともありますが、そうではない可能性もあります。
もし、その違和感を感じた場所が、欠陥であるならば、仲介業者や売り主は、不具合を知らせてくれなかったということで「瑕疵担保責任」に問われることになります。
そうなれば、補償するかどうかという問題に発展するのです。
よく確認しなかったということもいえるかもしれませんが、不動産に問い合わせて事実をはっきりさせるためには、準備が必要です。
例えば違和感を感じた場所の写真を撮影することや、専門の業者に建物診断をしてもらうことです。
建物診断をしてもらうとなれば、費用がかかりますが、なにか不具合があったまま生活をして、重大なトラブルが発生することを考えれば、やむを得ない出費と割り切るしかありません。
もし、瑕疵担保責任が認められて、修理や補償が行われれば、その手間と費用をかけた効果は十分にあります。