住宅を購入される方はついその物件金額のみに気を取られますが、その際にかかる諸費用についてもしっかりと認識しておく必要があります。
それでは新築戸建て住宅の購入時に諸費用がどれだけかかるのかですが、まずは物件金額の3%の仲介手数料がかかります。
支払い時期は契約時に一括、もしくは契約時と引渡し時にそれぞれ半額ずつとなります。
また登記にかかる費用も少なくありません。
仮に4000万円ほどの住宅の場合は、50万円程を予算として考えておくべきです。
内訳としては表題登記および所有権保存登記、銀行ローンを組まれる方は抵当権設定登記についても費用がかかります。
支払先は登記作業を行う司法書士ですが、手数料は各司法書士が任意に設定できるので、相場からかけ離れた高い金額を請求されていないか確認しましょう。
次に火災保険ですが、新築住宅の場合は様々な優遇措置があるのでそれほど高くはなりません。
しかし地震保険を付随すると一気に金額が上がりますので、よく考慮して判断してください。
一般的に物件金額の7%ほどかかると言われている諸費用を購入予算に組み入れた上で、物件の選定をすることをお勧めします。