オープンキッチンというのは、キッチンとダイニングとが一体になっているというタイプのキッチンです。
このために、食事をしているダイニングと、調理をしているキッチンとが一つになっていることで、とても開放的なイメージのキッチンになっている、といった点がメリットであると言えるでしょう。
こうしてキッチンとダイニングが一つになっていると、食事をしながら料理を作ってもらえるといったようになっていることで、調理と食事とが一体のものとなって、食べながら好みの料理を作ってもらうという、フレキシブルな食文化といったものが生まれる、ということになります。
これはちょうど、カウンター形式で調理場と客席とが一体になっているスナックのような感覚で、食事をしている人とシェフとが会話を楽しみながら、料理が作られながら食べる、といったような感覚を家庭でも味わうことができる、といったものになるわけです。
このように、オープンキッチンというものは、調理は調理、食事は食事というように分けられるのではなく、調理と食事とが一体となる、といったコンセプトによっているものなのです。