南向き物件は明るく暖かい部屋で過ごせるというメリットがあります。
朝や夕方は太陽の光が直接射し込むわけではありませんが、時間の長い昼間は十分な光を得られます。
南に洗濯物を干すスペースを設ければ、晴れた日には完璧に乾かすことができます。
夏は太陽の高度が高いので、ほぼ真上から太陽の光が降り注ぎ、必要以上の暑さを感じることは少ないです。
冬場は太陽の高度が低いことから部屋の奥まで温まります。
太陽の恩恵を受けられる南向き物件ですが、デメリットがあります。
それは体内時計を調整しにくい点です。
人間は朝日を浴びることで、乱れた体内時計を調整します。
朝は東から太陽が昇るので、南向き物件で朝日を浴びるのは難しいです。
昼間は仕事で外出し、朝と夜に家に帰る人には向いていません。
目の前に建物がある場合もデメリットになります。
南側に大きな建物があると、太陽の光は入りません。
むしろ近くの住民と目が合うのを避けるために、カーテンなどを用意するなどで暗い部屋になることがあります。
周辺の住宅がどのように立地しているか確認しなければなりません。