家を建てる際には、その土地が自然災害に強い土地で有るかどうかを見極めることが重要です。
地震などで地盤が崩れてしまったりしたのでは、どんなに住宅の構造が丈夫であっても、倒壊や損壊の危険が高いからです。
しかし、土地の強さに付いてはなかなかその知識が無いと見極められるものではありません。
その為、十分な知識を持って良し悪しを判断することが必要となります。
土地が自然災害に強いかどうかを判断する要素はいくつかあります。
まず、宅地に造成される前にどのように使用されていたかを知ることです。
水田に使用されていた土地の場合には水分を多く含み、地盤が非常に柔らかい可能性が高いため、地盤沈下などの恐れを想定しなければなりません。
また、その場所の周辺の地形を考慮することも重要です。
一見平坦に見える地形であっても高低差がある場合があり、特に周辺より低くなっている場合には洪水などの被害を受けやすいことが有るので注意が必要です。
逆に高台であっても、その周辺が擁壁に囲まれている場合などは地震などで擁壁が崩れ地盤が崩れる危険が有るので、注意をした方が良いでしょう。