土地は、長年住んでみないと良さがわからないと言いますが、不動産を購入するための下見で、一度や2度くらい行ったくらいでは、環境の良し悪しをチェックすることは難しいものです。
まず第一に、日当たりは誰でも気にするところですが、住宅を建てた場合に周りに障害物がなくて、太陽の恩恵が十分に受けられるかチェックします。
次に風当りも気になります。
冬は北風が強くないかとか、秋の台風の影響なども考えなくてはいけません。
特に土地の地盤が緩くはないか、雨の時の水はけはどうかなど、造成時
の盛り土や切り土の具合によってもちがってくるものです。
宅地になる前の地目も気になるところです。
土地を取り巻く道路も重要なチェック項目で、下見に行くときは、方位磁石と縮尺率の大きい地図を持参して、現地と見比べてみるのも良いでしょう。
地盤のチェックも専門家に頼んで調べてもらう方法もありますが、近所に住んでいる住人に、直接話を聞いてみるのも一つの方法です。
土地を買い住宅を建てることは、人生の大仕事なので、十分に調べた方が住んでから、後悔しないためにも得策となるでしょう。