不動産物件を借りる場合は不動産業者に契約が成立した場合のみ仲介手数料が支払われるようになっています。
そしてこれまでその額は慣習的に上限である家賃の1ヶ月分となっていたところ、最近はこれを割り引いたり無料にされる場合も出て来ています。
もしこの間に業者が2社入った場合にはその合計額は家賃の1ヶ月分となりますから1社について0.5ヶ月分となります。
そして借主、又は貸主からこの家賃1ヶ月分を受け取る場合には相互にそのような合意が成されていることが前提となります。
この合意がない場合には双方から受け取れる額の上限はそれぞれ家賃の0.5ヶ月分となっています。
最近仲介手数料が無料にされることが多い理由には、少子高齢化や人口減少が生じるに従って若者がアパートやマンションを借りる度合いが少なくなって来ていて空室が続くとなると家主が困るという事情があります。
サイトにおいても敷金や礼金、仲介手数料等の初期費用が安く済むような案件も見られ、検索をかけると該当物件が見つかる場合も出て来ています。
家賃が適正であるかどうか調べ、もしも高めになっている場合にはここに理由が隠されている場合もあります。