中古住宅を購入するときの判断基準はいくつかありますが、失敗しないために気をつけておくべきことはあります。良かれと思ってやっていたことが、実は反対のことであったということもありますから、慎重に行動する事が必要です。
まず、築年数で選ばないことです。数年しか経過していない物件と聞けば、きっと良い物件であろうと思ってしまいがちですが、手入れをしていなければ数年でも建物の状態は廃墟同然になることもあります。逆に築数十年の古民家でも、こまめに手入れをして、傷んだ箇所はすべて修繕しているならば状態が良いので住むことに問題はありません。
見た目の綺麗さで選ばないことも必要です。たしかにリフォーム、リノベーション工事をして見た目は新築のようになっていたとしても、古い物件の中には十分な耐震性能を持たない物件もあります。そういう物件を購入してしまうと、耐震補強工事で多額の出費が必要となり、新築住宅を購入したほうが良かったと考えてしまうこともあります。
本当に後悔をしないためには、その物件の質を見極める事が必要です。そのために住宅診断を依頼して専門家の目で安心して購入できるかを調べましょう。