ソファを決める際、最後に重要になってくるのは、ソファの座り心地や肌触りです。
ソファの座り心地は、内部のばねやクッションによって大きく異なります。
またレザーやファブリックなど、部屋の雰囲気と個人の好みに応じたソファの素材を選ぶ必要があります。
特にバネについてはその違いが分かりにくいので、コイルスプリング、ウェービングベルト、S字バネの三つに絞ってご紹介します。
コイルスプリング
コイルスプリングは、どこに座っても均一的なクッション性に優れています。
また耐久性は他の二つのばねに比べても丈夫であり、長時間座っても体が疲れにくいばねになっています。
ウェービングベルト
ウェービングベルトは、軽量で比較的安い点に特徴があります。
ただ一方で、伸びてしまうと戻らないので、耐久面での心配があります。
また長時間座るには、他のばねに比べ、少し弾力と柔らかさに欠けています。
耐久面に関しては、他のクッション材によってカバーされていることもあります。
S字ベルト
S字ベルトは、特に柔らかさに優れたタイプのばねとなっています。
S字ベルトは軽量化しやすく、そのためデザインの幅も大きいという特徴があります。
一方で、弾力や耐久性はコイルスプリングに比べ劣ります。
以上のように、ソファのバネだけでも様々な種類があり、それぞれ座り心地も異なります。
できるだけ実際に座り心地を確かめることによって、よりよいソファ選びができるのではないでしょうか。